
張家界天門山
入場券:RMB258元
天門山は海抜1518.6メートルで、湖南省張家界市から約8キロの位置にあります。山の周囲はけわしい絶壁で、空へ突き抜けるような印象があり、溶岩によるカルスト地形を育んでいます。山の鋭く美しい風貌は、昔からたくさんの文人墨客たちを惹きつけ、張家界の文化の聖地とされて「張家界之魂」または「湘西第一神山」の美称があります。
天門洞は天門山の真ん中から上部にあたる場所にあり、世界で最も高い海抜(海抜1,300メートル)にある天然の溶洞として知られています。高さは131.5メートル、幅は57メートル、深さは60メートルあり、南から北へ絶壁を付きぬけて天に向かっています。天に通じる門のような天門洞は年中うっそうとした雲や霧におおわれ、非常に神秘的な眺めです。
天門山の山頂部は平たく、面積は2平方キロメートルもあります。原始林が完全な姿で残され、高山に生えたハンカチノキは世界でも珍しい存在です。年間を通じて植物が豊富で、1992年7月には国家林業部によって張家界で2番目の国家森林公園に指定されました。
天門山の開発が進むにつれて、旅行施設や景観区の整備も進んできました。中でも天門山の高山客運観光索道(ロープウェー)は全長7,455メートル、高さは1,279メートルもあり、世界でもまれに見る規模の観光用ロープウェーです。このルートは張家界市の中心にある城市公園が起点で、天門山山頂の原始空中花園まで続いています。最も険しい勾配は38.6度で、片道の運行時間は28分です。まるで人間界から天界にのぼるようで、壮観な眺めは時間を忘れさせてくれます。
天門山で目に出来るもう一つの奇観は、山をのぼる道路「通天大道」です。絶壁の中をグルグル回りながら上がっていく様子は、「天下第一公路の奇観」と呼ばれています。全長は10.77キロメートルで、海抜200メートルの標志門から同1,300メートル天門洞の下まで続き、全部で99の険しいカーブがあります。道路の両側は恐ろしい絶壁と深い谷で、180度に曲がる急カーブが重なって続いています。
頂上に広がる原始林は、まさに空中庭園の名にふさわしいものです。溶岩の丘や石林、絡み合う野生の藤、変わった形の岩と木が織り成す風景は、盆栽の拡大版のようです。仔細に眺めてみると、それぞれが形や色のきまりに捉われない美しさを強調し、神の意を受けた芸術品のような趣があります。
このほか天門山には、「天門洞開」「鬼谷顕影」「天門翻水」「野拂藏宝」「独角瑞獣」「天門轉向」といった千年来解明されていない不思議な事象があり、よりいっそう神秘的な雰囲気を醸し出しています。
























